そのなかで夏目漱石が「虞美人草」の前に書いた「文学論」で取り上げられてたカンタベリー物語のテキストを取り上げてて、そこで死体が木に括られてゆらゆらしている表現を
「“藤の花の風に揺曳する様を連想“することで“醜悪なる光景”が“美”へと変化する」
と記したことから主人公としての藤尾の名前をここから拾ったのだろう、そして「見縊られる悲劇」とかけて首を吊った、というネタバレを実は最初からしているのだ、と説いてて…。もうなんというか痺れる。そんな読み解き方最高ですねー。
知識ちょっとずつでも深めないとな。でないと世の中の面白さが半減だ。
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