宮本常一「忘れられた日本人」
記録に残らない無名の人々の感情やなんかを記憶に残す仕事してくれてた人。
「土佐源氏」のばくろう牛売りのおじさんの話。「名倉談義」の夜の畑作業の光、「和さん」不幸続きだった貧しい和さんの家に朝日が出てまるで金のように光ってる、それを見ただけで嬉しくなった古老の話し。良かったなぁ。
民俗学者の耳の傾け方、読み解き方、受け取り方、語ってくれる庶民の過ごした日々、村の共同体の優しい互助扶助の心配り、などなど…その関係がとても良いなぁ。と思ったよ。
言ってしまえば「今日も何も起こらなかった」で済ませられる日々を残す…って大切なものだなぁと思ったよ。

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